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簡単ではございますが、自己紹介をさせていただきます。
20歳で新東京歯科技工士学校を卒業し、その後、昭和歯科大学病院の技工室で1年間研修生として働きながら歯科技工の基礎を学ばせていただきました。
21歳の時にドイツに渡り、審美セラミックの巨匠であるクラウス・ミュタティース氏(ラボ名はArt-Oral)の右腕として9年間働きました。その後、30歳でスペインに移住しました。
ヨーロッパで約15年にわたり審美歯科の研鑽を積み、クラレノリタケ社のご協力のもと、ヨーロッパをメインに数々の国でハンズオンコースを実施させていただきました。
恩師であるクラウス・ミュタティース氏、職場の楽しい仲間、ハンズオンコースで出会う海外の歯科技工士など、出会うすべての人に多大な影響を受け、素晴らしい経験を積むことができました。
日本に戻った後は、矯正歯科分野に興味を持ち、ドイツに本社を構える矯正メーカーや矯正専門歯科クリニックでも働かせていただきました。
セラミックの仕事から長く離れておりましたが、2021年に再び歯科技工士として活動を再開し、「Art-Oral Japan」を設立し、出会った皆様のおかげで2024年に歯科技工所を開設することになりました。
ヨーロッパでの約15年間、貴重な審美歯科の経験を積みながら学び、日本で矯正分野に関しても知識を深めることができました。
このような経験から私の歯科技工士としてのモットーは「仲間を大切にし、患者様を中心に歯科医師や衛生士、歯科助手とのコミュニケーションを大切にする」ことです。ドイツやスペインでは、ラボに患者様が直接来られ、歯の形や色を一緒に決めて、寄り添うように歯を作ってきました。
日本でヨーロッパと同じスタイルで歯科技工の仕事をするのは難しいですが、それでも患者様に寄り添える歯科技工士として、最良の歯を提供できるよう日々進化と努力を続けます。
歯科技工士 最高技術責任者
南 達也